題 目
鰯売恋曳網
作 者

三島由紀夫

筋 書

家督をを息子に譲った海老名南無阿弥陀仏は 息子猿源氏の腑抜けた鰯売りの様子に怒る。猿源氏は 蛍火という大名豪商のみ対象の遊女に一目惚れしていたと語る。考えあぐねた末、とある大名に化けた猿源氏は蛍火のいる店に乗り込み、戦の話も魚になぞらえて楽しく話をし、挙句酔っぱらって蛍火の膝枕で寝てしまう。 猿源氏は寝言で鰯売りの掛け声を出してしまい、驚いた蛍火は問い詰めるが猿源氏が殿様であることにがっかりする。蛍火は紀伊国の姫であったが鰯売りの声に恋をし城を抜け出し人買いにかどわかされたこと、 鰯売りだけが夫と決めて祈っていた。素性を明かした猿源氏に蛍火は大喜びするが身請金が必要だった。 そこへ姫を探す男が現れ連戻す身請金を亭主に渡すことになり、蛍火は、城へは戻らず、猿源氏の女房になると宣言する。

見 処
魚尽くしで語る戦話や、素性がばれそうになったところ、愛嬌のある猿源氏がのどかで愛嬌があるんです。

 

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