題 目
女殺油地獄
作 者

近松門左衛門

筋 書

油屋の長男坊与兵衛は超放蕩息子で遊女の小菊がお馴染みさんと出かけ喧嘩をし着物を泥だらけにしてしまう。隣の油屋の女房お吉は与兵衛は着物を洗ってやるが夫の七左衛門は見て呆れる。両親は与兵衛を追い出してしまうが、わが子かわいさにお吉に金を預けていく。 それを、たまたま目にした与兵衛は両親の愛情を知って今さらながら改心しかかるが、父の判を無断で使って借りた金の返済期限が明日に迫っていた。 両親が預けた金では銀二百匁足りない。 事情を話し金を頼むが、お吉は着物を洗っただけで誤解をされ日ごろの放蕩振りを考えると、主人の留守に大金は貸せないとに断る。油を二升売ってくれと与兵衛は頼み、油を測るお吉に斬りかかる。樽は倒れ油は血だらけになりお吉は死んでしまい与兵衛は金を盗んでいく。死んだお吉の35日後にねずみが血だらけになった与兵衛の書付を落とし、また借金を返しきった与兵衛を調べ上げ、弔いにきた与兵衛を捕らえる。

見 処
油にまみれて逃げまどう油地獄のお吉が与兵衛が殺害される殺し場が凄惨。

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送