題 目
勧進帳
作 者

不明

筋 書

源頼朝の怒りを買い鎌倉から追放された源義経一行は山伏になって奥州を目指していた。如月の夜安宅の関で関守の富樫左衛門が警護しているところにやってきた。富樫は山伏は通ろうとしたら絶対に通さず捕らえるようにいい置いてあった。関で止められた一行は弁慶が「偽山伏だけを止めることだろう」と言ったが役人は全ての山伏を止めると言い放つ。最後の祈りをとはじめる弁慶に富樫は「東大寺の勧進というからには勧進帳を読め」という。弁慶は適当な巻物を使って読み終えると今度は山伏の仏道修行について質問しはじめる。難なく答える弁慶に富樫は疑って悪かったと布施をささげる。なのに今度は強力につやした義経が怪しまれ止められた。 すると弁慶は金剛杖をもって義経を打ち据える。富樫は主君を思う必至の行為にうたれ、富樫は疑いは晴れたと一行を通す。
義経はよくやってくれたと感謝するが、弁慶は泣いて侘びるのだった。
出発しようとしたときに、富樫が追いかけてきて酒を差し上げたいといい昔語りをする。くつろいだ弁慶は舞い舞いながら義経に先に発つように合図をし弁慶も後から追いかけるのだった。

見 処

主役はもう弁慶さま!様々な緊張感を富樫とやりとりしています。わかちゃいてもやっぱりドキドキ。

 

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送