題 目
京鹿子娘道成寺
作 者

不明

筋 書

桜爛漫の紀伊国道成寺で、紅白の幕が張られ鐘供養、新しい鐘の落成式の日。この鐘供養は女人禁制なのは、昔、真砂庄司の娘(清姫)が修験者に恋をしその裏切りをねたんで蛇になり男の潜む鐘ごと焼尽くしてしまうという由来からであった。「聞いたか」と口々にいいながら女人の番を仰せつかった大勢の修業中の坊主がでてくる。そこに鐘供養のことを聞きつけて、はるばる都からやってきたという白拍子花子がやってくる。坊主が「白拍子か生娘か」とからかって聞く。花子は「鐘も砕けよ・・・」「咎なき鐘を・・・」と鐘へ執着し鐘を拝ませてくれと頼む。 舞いを見せてくれるならと坊主の条件に金の烏帽子をつけて乱拍子と急の舞を舞う。その後風の舞をし、可憐に華やかに舞ううちに遊女のように少女のように、そして大人の女になっていく。最後に鐘を見つめる花子の表情が険しくなる。坊主は花子に押倒され鐘の中に姿を隠れた花子は清姫の化身だったと気づく。坊主は懸命に祈り鐘を引き上げると 蛇体と化した花子は恐ろしい姿で睨みつけるのだった。

見 処

衣装の早変わりが素晴らしく綺麗なのです。黒、赤、水、桃、藤、黄、白、金銀で模様も綺麗。瞬間芸で衣装が変わりる引き抜きもあって楽しいです。

 

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