別府地獄めぐり 
別府市公式サイト 


中学時代 住んでいた大分県は観光するのにもとても便利な場所。家族で別府の街にも、そして阿蘇へ行くにも別府を経由していました。20年ぶりに見る街は進化しつつも昔ながらの場所でした。

1998 Spring  
別府市街 紹介サイト
温泉の湯気が夕暮れにたなびく別府の町を宿の窓からパチリ!
この日は200kmも運転したのでかなりくたくた。温泉にはいってバタンキュー!
甘味茶屋
ちょっとこのあたりじゃぁ名所と言われる甘味どころ「甘味茶屋」。だんご汁が有名。大分の名物「やせうま」はこの麺状のだんごにきなこをかけて食べるが、私は「豊後ぜんざい(あずき汁粉)」を。美味!岩手もだんごが多いけれど、ここも負けちゃいないわ!!
地獄めぐり 紹介サイト  
別府市鉄輪地域の噴気・熱泥・熱湯が噴出している地域を一般に別府の地獄という。
千年以上前からあったので「豊後風土記」にも「湯井」と記されていた。地獄とは平安朝の頃発生した仏教経典の焦熱地獄になぞらえたものとされていて世界的にも有名な奇観とされている。

昔は近寄ることができない忌み嫌われた土地であったようだが、8つの地獄をめぐり歩くことで、地球の息吹を感じられ、年間の観光客も相当数になる。では別府地獄組合の観覧券(大人2000円)にしたがって訪ね歩いてみた。

海地獄 
海というかバスクリンのブルーを思わせる青い熱湯の池で、摂氏98度もある。1200年前に鶴見岳爆発によってできたとされています。温泉卵を作っている様を見ることができる。


山地獄
 
石の山のいたるところより噴気があがり、そばには珍しい動植物園が温泉熱を利用して保育されている。

 


竈地獄
 
竈門八幡宮のお供飯をこの噴気で炊く慣わしがあるためにこの名称がついた。象徴的な竈の上にしゃもじをもった鬼が見え、その下に各種の仏様像がある。生まれ年ごとに仏様があるので贔屓の仏様ができちゃうよ。
 




鬼山地獄
 
鬼山という地名に由来し、ワニ地獄とも言われる。
大正12年に温泉熱を利用して飼育し始め現在150匹ぐらいいます。ここにほおりこまれたくないから鬼山なのかと私は思っていましたよぉ。山地獄といい鬼山地獄といいなんだか別府のサファリパークが合体したのかと思っちゃったんですけどぉ・・・・。
 

白池地獄 
噴気噴出時は無色透明な熱湯だが、だんだん温度と圧力が低下してきて青白く見える。ほんと、かなりきれいな白池に見える。ここのそばでは大型熱帯魚を飼っているのだった。



金竜地獄
 
湧出量別府一で、モニュメントの金色の竜が昇天するように見えるので金竜地獄といわれるが、こじつけの様に思える・・・・。
 



血の池地獄
 ここは今まで見てきた地獄より約3kmぐらい離れている。煮えたぎる粘土が紅い為、噴気まで紅い。万葉集にも「赤池」と記され、日本最古の天然地獄といわれる。

ここから産出する粘土で作られた「血の池軟膏」は1000円で皮膚病など何にでも効くといわれている。全国各地からも通信販売で購入する人がいっぱいだそう。他、湯の花なんかもいたるところで売っていた。昔見たときより紅くない気がするな。
 

別府 血の池軟膏 
発売元 〒874 別府市亀川野田 血の池地獄
主治効能 田虫・水虫・しらくも・疥癬・がんがさ・はたけ・霜焼け・やけど・肛門ただれ・ひび・あかぎれ
(皮膚によいと効いて買ったが効能にアトピーがない!?おじさんは効くといっていたが・・・全国からおとりよせの手紙の束が店頭に並んでいました。)

成分分量 血の池地獄鉱泥8.78g(旧八局)
       イオウ4.39g モクタール4.39g(日局)
       黄色ワセリン6.44g

用法用量 1日(じつ)2回及至(ないし)3回本剤を患部の大小により適宜取出し患部に丁寧に指頭(しとう)に塗擦(とさつ)すべし  

 ⇒    ⇒ 
竜巻地獄
 
天然記念物の間歇泉。25分間隔でおよそ50mの熱湯が圧力の為に自然に吹き上げるのは圧巻。

 

  ZOOM ⇒ 
坊主地獄
 
これは地獄組合には含まれていないのですが有名。460年前にあった延内寺が大地震の際に大爆発を起こし、地底深く消えてしまったのだとか。ちょうどその場所に絶え間なく吹き上げる熱泥が坊主頭のようになるので坊主地獄と呼ばれるようになり、天然記念物に指定されている。こちらの泥も鉱泥と呼ばれ神経痛・高血圧・糖尿病・動脈硬化などに効くとされ、おもわずNaoのPAPAにちょうどいいじゃんと思ってしまった。各地の病院で利用されているそう。

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