題 目
矢の根
作 者

不明

筋 書

正月相模国曽我の家で、曽我五郎時致が武人のたしなみとして、父の敵をいつでも打てるようにと矢の根を磨いている。父河津三郎祐泰は工藤祐経に殺されたのである。(寿曽我対面参照)そこへ年始に薩摩文太夫がきて、お年玉に扇子と宝船の絵を置いていく。五郎は船の絵を枕に敷いて寝と夢枕に兄十郎祐成が出てきて工藤の館に捕えられていると言う。驚いて五郎は初荷の大根を馬に背負わせた馬子が通りかかったので この馬をひったくり、兄を救出に馬を飛ばしていく。鞭代わりには大根であった。

見 処

お正月らしい雰囲気で矢というものが悪魔払いの呪力を持つので理にかなっているのである。見得もいっぱいやってくれるのでお楽しみぃ〜

 

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